その昔、「レモンちゃん」の愛称でリスナーからの人気を博した落合恵子さん。
文化放送の「セイヤング」というラジオ番組でしたっけ。
素敵に齢を重ねられ、第一線でご活躍中です。
昨秋、「精力的に子どもの文化全般に寄与した」としてENEOS児童文化賞を受賞されました。「クレヨンハウス」を主催し、子どもの本に関わってきて半世紀近く。「子どもも子どもへの親の思いも『変わらない』と感じながら、変わったと感じていることがある」と。
それは「例えば、苦しんでいる子どもがいるとき、その苦しみはその子自身のものなのか、社会の構造がそうさせているのか」「どちらなのかを立ち止まって考える大人が増えた」とし、「希望の持てる出来事」と評されています。
婚外子としての複雑な思いを醸成しつつ、だからこそ積極的に子どもたちの未来につながる活動を続けてこられた落合さん。ずっとイヤ、ますますステキです。
絵本大好き大人の一人として今できることを考えながら「種まき」に精を出したいと思います。