「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

やり続けるよ。これからも。

「国語が心配です。」

お母さまのお声を受けてKくんと共にスタートしたのは昨年の5月でした。毎週土曜日の午前中「ことばの学校」と「ろんりエンジン」をコラボした「国語道場」をコツコツと積み重ねてきました。

思い切って、出発単元は当該学年より2学年遅らせました。ていねいに、繰り返し、しかも楽しんで進めます。論理を学ぶことにおいては、私も気付きだらけ。一緒に勉強してくれてありがとう!です。

本日、取り組んできたグレードを終えました。テキストの最終ページを繰る彼の指から達成感が伝わりました。

学ぶ前と後の変化は何でしょう。基本である、活字ときちんと向き合う姿勢が身についた点ではないでしょうか。

どうせ、日本語だと多寡をくくり、何となく、いい加減な読み方こそ最大の壁でした。らせん状に向上するよう作られているテキストを習熟するにはコツコツとした月日を要します。しかし国語を正しく学び読解力・表現力さらに思考力が強化される軌道にあることは間違いありません。