「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

漢検を実施しました。

アゴラでは例年、夏期のイベントとして漢検を実施しています。

長い夏休み中の目標として、このタイミングを生かし、毎年1級ずつステップアップするのです。漢検で出題される問題は、単に漢字の「読み書き」に留まらず、部首や熟語、対義語、類義語など多岐に渡り思考力を鍛え、国語力を高める上で大変におススメです。

本日午前9時半、少しばかり緊張気味の受検生たちが揃いました。10級から3級まで、それぞれに準備した力を発揮します。

中学2年生のNくんは5級にチャレンジします。勉強は得意ではないけれど、地道な努力のできる生徒で、いくらでも応援したくなります。事前の模試では、合格にアト数点足りないレベル。昨夜まで集中したのでしょう。「どんな気持ち?」と聞くと「大丈夫です」と頼もしい反応。「いいね。自信も実力の内だよ」と声を掛けました。

帰り際、「来週か再来週か、結果が分かりますか?」と聞いてきた生徒がいました。「イヤイヤ、1か月後だよ。キミが忘れた頃にオメデトー!ってくるよ」と労いました。