新年度がスタートして半月が経ちました。
意欲に燃え新入生として高校に通い始めたNくん。
「高校、どう?」と聞きましたら、即座に
「楽しいです」と嬉しい反応。
市を越えての高校選びで、日々の通学や教務内容に不安を抱いていたのは私の取り越し苦労でした。
実は彼、ADHDの診断を受けていて、特に小学生の頃は、お母さまが随分と心配なさいました。外でのストレスを我が家で発散するという彼なりのコントロールもありました。また、中学生になって行動面の落ち着きは収まったものの、理解力に反してうっかりミスの連発。何度も残念な思いをしました。
しかし、彼の屈託のない笑顔と率直な物言い、大きな声がとても好ましいのです。モノにこだわらない明るさを持ち、信頼するともだちの輪の中にいて幸せそうです。どうぞ、どこでもキミらしくあってください。
図らずも中学に引き続き高校でもアゴラに来てくれています。もうしばらく彼の近くで成長を見守りたいです。