弊塾アゴラとオリンピックには、まつわる話があるんですよ。
2004年アテネオリンピックの年に開業したアゴラの屋号を決めるときのことです。あれこれ、様々に検討した末、せっかくだからギリシャ語でとなり、「アゴラ(広場の意)」と命名したのでした。
今年で丁度20年。その間、北京→ロンドン→リオ→東京と聖火は繋がってきました。特に今回はかつての規模を越えて、戦争や紛争が起きている中での開催でした。日々無事を念じながら、日本勢の戦果に一喜一憂したものです。
「始まりがあれば終わりがある」。4年に1度巡りくる大会も多くの感動のドラマを残し幕を閉じました。
近代五輪の提唱者クーベルタンのことばです。「人生で最も重要なことは、勝つことでなく戦うことである。本質的には”勝ったこと”ではなくて、健気に戦ったことである」
そして私の人生の師のことばです。「競技には勝者と敗者がいるが、人生のオリンピックに敗者はいない。いるとすれば、それは『挑戦しなかった』人だけである。挑戦し、挑戦し『100%、力を出し切った』人は、そう、全員が〈人生の金メダリスト〉なのである」素晴らしいですね。勇気が湧いてきます。