発達障害児の明日をサポートする会「あすぽーと」は毎月のコミニティに、発達障害に関わっておられる方をゲストとしてお呼びし、お話を伺い、質問や要望なども受けて頂いています。
今回 (第18回) はビッグゲスト、相模原市発達障害支援センター長の山口先生。冷たい雨の中集ったママたちと共に、文字通りひざ詰めの座談会が持たれました。
今年の相談件数は500件近く。年々増えているとのこと。
そこで、相談のポイントとして以下のアドバイスがありました。
「関係機関に相談し具体的なアドバイスを受け、実行する・・・それでも上手く行かなかったら、もう1度最初の部所に戻ることです。そうしたらダメだったことを踏まえ 『 それでは、こうしましょう 』 と次の手を考えることができるからです。」
「児童生徒の場合は、担任が家族以上の時間を共有しているわけなので相談相手として外さないことが大事です。」
また、「やっぱり、そうか・・・」と、心に残った指摘がありました。
「発達障害の子供たちは確かにコミュニケーションは苦手かもしれません。でも人と触れ合いたいと思っていることは間違いありません。」
進言があります。
どうぞ、センター長、お忙しいでしょうが、もっともっと保護者の中へお入り下さい。そして耳を傾けて下さい。
そうした現場の中にこそ、問題解決の知恵も、安心感も、信頼感も構築されると思うからです。