「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

他人の靴を履いてみる

放送大学主催でZOOMを使ったオンライン講演会がありました。

ご存じ、ロバートキャンベルさんと橋本五郎さんがスピーカー。

お二人の穏やかな物言いと論理に、うんうんと肯きながら我が家に居ながらにして学びの時間を過ごしました。

コロナ禍の中、思いやりの心が大切なことをアピールするために、五郎さんは「仁」という言葉を持ち出されました。人が向き合っている形が由来だそうです。キャンベルさんは「人の立場に立って考える」ことを「人の靴を履いてみましょう」と言い換えられました。

なるほど、人の気持ちを100%分かるすべはないけれど、その人の来し方が刻印されているであろう靴を履くとなると、足裏の皮膚感覚で何がしかその人を感じることができるかもしれません。

ある友を少しでも理解できる私になりたいと思い悩む日々の最中、良いヒントを頂きました。