JVCケンウッド社製の GazeFinder(ゲイズフアインダ―)のデモンストレーションがありました。
実際に目にし説明を聞きましたが、希望者多数のため残念ながら、披験はご遠慮申し上げました。
会場には軽い興奮とさわやかな熱。
何せ、目に見えない視線の先を計測し、ことばをしゃべらない1歳半の乳児の特性を早期発見しようというのですから「僥倖」(ぎょうこう)です。
既に乳幼児健診に利用している自治体も数か所あります。相模原でも導入可能か、検討が進んでいるとか。
「発達障害診断補助装置」とも命名されたこの機器が、多くの研究者・開発者の、生き辛さを抱えた方々への思いの象徴であることは間違いありません。