T氏のプレゼンにはいつも、カルチャーショックを頂きます。
複数回の出席となる今回もまさにそうでした。
「成績を上げることに集中して、顧客の満足度を上げる」。そのための
方法手段をデータを元に研究して合理的に磨き上げるのだとブレません。
氏の表現によれば、「ゴールポストを動かすな」です。
10年以上も前のこと。初めてS社の教材が全国に打って出たセミナーを忘れません。ガラス張りの大きな会場で、都会の名だたる塾の経営者を前にして理路整然とお話をされていたお姿、そして途中休憩の時、流れる汗を拭いておられた壇上袖の控えコーナーのご様子。
考え方については異論も当然です。でも、日本の塾業界に大きな一石を投じ、貢献されてきたことは大勢が評価するところです。それは、大情熱を持って、一筋にこの道を歩んでこられた仕事への姿勢の結実だと思います。因みにアゴラはS社のテキストを使わせていただいています。