アゴラでは、保護者面談を年に3回実施させて頂いています。
学年が閉じようとする年度末のそれは、私自身の成績も問われるようで、誇らしい気持ちになったり、息苦しい場面に直面したりします。いずれにしろ双方が次年度への決意を新たにする大きな節目です。
面談というと殆どお母さまがお見えです。
しかし今回、M君のお父様にはこちらよりご出席を願い出ました。彼は4月になると高校の受験学年へ進級します。進路情報を共有して奥様と共に彼をサポートして頂きたかったからです。
お忙しいのは百も承知でしたが、果たしてお母さまと一緒にご来塾。
ご協力に感謝しつつ、日ごろのMくんの塾での様子や志望校の選択、選抜方法などをお伝えしました。和やかに種々のやり取りが進む中、お父様が唐突に
「(息子と同じように)私も英語が大の苦手でした。単語をひたすら暗記したら克服できたんですよ」
とご自身の成功体験を披露して下さったのです。
私は、ここだ!と思いました。そうです。お父様のお力を少しばかりお借りして彼の英単語を強化しよう。面談して初めて着想したアイデアでした。
本人、アゴラ、そしてお父様のトライアングルが無理なく効果的に機能するよう、よくご相談したいと思います。
この1年、アゴラが全力でサポートすることは勿論ですが、ファミリーで乗り越え、勝ち超える「幸の総力戦」にして頂けば嬉しいです。