「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

反省以前の子どもたち

本の帯に注目して頂きたい。

描かれている図形は非行少年が“三等分”したケーキの図です。

本年(2019年)6月に発刊されて大反響を呼んでいます。

少年院には認知力が弱く、「ケーキを三等分に切る」ことすらできない者が大勢いるという事実。それは普通の学校でも同じことが言えるのではないかと。

すぐかっとなって手が出る、気持ちをうまく伝えられない、忘れ物ばかりする、授業に集中できない、ウソをつく、自尊心が低い、周りを見て行動できない・・・といった課題をかかえた子どもが少数ですがいます。

それは「漢字がおぼえられない」「計算が苦手」「黒板の字を書き写せない」など

の困り感を抱えた子どもたちの特徴と共通しています。彼らをどう理解し支援していくか、「コグトレ」という実践的なメソッドも提案されています。

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