「ひらいてとじた 笑顔がふえた」。
「2023 こどもの読書週間」(4/23~5/12)の標語です。
「ことばの学校」でその推進を図っている身としては当然、意識が高まります。先ずは子どもたちに読書習慣を促す大人のための期間ではないかと捉えているからです。
親御さんの殆どが「どうしたら本好きの子どもにできるか」「どんな本を読ませたらよいのか」と悩んでおられます。
先月から「ことばの学校」のメンバーとなった小学3年生のKくん。
お母さまがアゴラの表看板を見て一緒に来られました。ことばを知らない=語彙不足が気になるとのことでした。早速の体験授業の感想は「おもしろかったよ」。以来1ヶ月、週に1回、淡々と当たり前のように顔を出し本を開いています。
読書の喜びについて「一冊の良書は偉大な教師に巡り会ったのと同じ」「自分の人生は一回きりだが、読書によって、何百、何千のほかの人生に触れることもできるし、二千年前の賢者と話もできる」とありました。
すぐには目に見える結果に結びつかないかと思います。しかし着実に人間力が増しているのは疑いのない事です。