「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

嬉しいお土産

各教育現場では、この春から、終学旅行が予定通り実施されるようになりました。

当たり前がそうではなかったコロナ禍の3年間。昨年度までの該当した子どもたちには気の毒としか言いようがありません。

さて、今年6年生のHくん。ご両親の温かい愛情を真っすぐに受けて、礼儀正しく正直で優しい少年に育ちました。3年生からAGORA生でしたのでハヤ4年めのお付き合いです。彼にとって私は、言わば親戚のおばさんのような身近な存在ではないでしょうか。現在は、中学入学を見据えて、小学校で抑えるべき算数の総仕上げに励んでいます。

その彼が修学旅行で行った日光のお土産を買ってきてくれました。「皆さんでどうぞ」と口上付きです。「ありがとー」と受け取りながら、こうした心の交流が人間を作っていくのだと改めて教えてもらいました。決して多くはない限られたお小使いから誰かの笑顔を想像してお土産を選ぶ・・・お財布は軽くなりますが、心は豊かになります。人生って、こうした逆説は、色んな場面にありますよね。

塾長ブログ「アゴラの学び」の最新記事8件