「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

想定外でした。

思いがけない事態になりました。20年続いた塾史で初めて。

そう、8日間の塾閉鎖を実施したのでした。7/13~20まで。

What happened?  ですよね。

保護者、講師に打ったお知らせラインは

「私、塾長が体調を崩しまして7/15~22をお休みにさせていただきます。大変に申し訳ありません。その間の授業コマは夏期講習で実施させて下さい。

なお、夏期講習は予定どおり7/25から実施いたします。各自、予定表につきましては今しばらくお待ちください。夏期講習の申し込みがまだの方は、アゴラ玄関に箱を置いていますのでそちらにお入れください。」

というものでした。しかし実際は、医者から1週間の入院治療を言い渡され、仕事を休止せざるを得なかったのです。1学期の通常授業が10日ほど残っていましたし、夏期講習の準備も整っていませんでした。

そうしたタイミングであったにも関わらず、皆さまの反応は、私の体調の心配はしても、不平・不満はありませんでした。温情に手を合わせながら、前より健康になろう、そして恩返しをしようと誓ったのでした。

確かに人生には思いがけない事があります。たいていのことは動じずそれなりにくぐり抜けてきました。しかし今回は、健康を害するという難問でした。主体の私自身が立ち向かえないケースでした。が、どうでしょう。皆様のおかげで今、こうして変わらず仕事をさせていただいています。周囲への感謝を忘れずもっともっと心を尽くそうと思います。

想定外の出来事、マイナスをプラスに転じた顛末でした。

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