「もう ここらへんの木や草や花は みんな顔なじみ
子どもの時の ぼくのことを知っている
久しぶりだね よく帰って来たねとあいさつしている
きみには それが 聞こえるか」
アンパンマンの作者 やなせたかし さんの詩です。
この1月6日から9日に長崎に帰省しました。3泊4日の強行軍でしたが
大満足のふるさと旅でした。
昨夏、健康を害し、健康不安を抱えました。直接お礼を言いたい人、会いたい友、偲びたい風景など思いが溢れ、一挙にベクトルが働きました。
きっかけは中学校の同窓会でした。当時8クラスまであった同学年生は320名。
地元メンバーの尽力で当日の出席者は70名を超えました。物故者あり、病の友あり、パートナーに先立たれた人、地域の総代などで活躍の友など・・・境遇は様々。それでも往年のの面影や雰囲気はそのままに、思い出話や近況報告に分け隔てのない会話が成り立ちます。「よかねー」「ひさしぶりたい」の方言や、「カー坊」「ミーロン」など往時のニックネームも聞こえて嬉しいひと時でした。この中の一人ひとりが大なり小なり影響し合って今のそれぞれが出来上がっているのだと厳粛な思いも湧いてきました。ご縁です。
また、朝な夕なに仰いだ虚空蔵や川棚川の清い水など心の奥にしみ込んでいることも自覚しました。
私のふるさと・・ばんざい!