「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

「発達障がいの研修会」に参加しました

S.E.N.S.(特別支援教育士)の資格取得を目指し、去る25日、26日と会場の明治学院大学へ向かいました。

今回のテーマは「センスの役割と倫理」「保護者との関わりと連携」「学校・園における支援体制」。

特に心に残ったこと。それは、専門家としてのあるべき姿勢です。資格を取った後の勉強の継続は勿論のこと、どこまでも支援を受けようとする人の味方であるべきということです。

よくあるいじめによる事件謝罪の場、関係者が「気が付きませんでした」と頭を下げます。

「気が付かない」???!!! ―とんでもない。そんなバカなことがあってはいけません。

「専門家と呼ばれるということは感度を高めること」すなわち「気づき」こそが大切であり、支援のスタート地点となります。更に「子どもの問題を、大人にとって困った問題と捉えるのではなく、子ども自身が困っていること」として気付く力を養っていくことがプロと呼ばれる所以だと学びました。

一般人以上のものを期待される専門家、その期待にいかに応えていくか ― 自らの覚悟を振り返る良い機会となりました。

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