やはり、です。
読書量で、様々な個人的能力に違いが出るとの調査結果が、国立青少年教育振興機構より発表されました。
小学生から高校生までの間に読書量の多かった人は、大人になった時の各種能力が高い傾向にあるというのです。箇条書きにしてみましょう。
1.批判的思考力(客観的、論理的に考える力)
2.主体的行動力(自分から進んで取り組む意欲)
3.自己理解力(自分を理解し肯定する力)
まさに「生きる力」そのものです。
興味深かったのは、子ども時代に読書量の多かった人が読書に関してどんな経験をしていたかという質問に対する回答です。
〇本を持ち歩いた 〇図書館を利用して本を借りた 〇ジャンルを問わず読んだ 〇同じ本を繰り返し読んだ 〇目次、前書き、解説など本文以外も読んだ 〇絵本を読んだ
読書好きを育てるヒントになりそうですね。
今朝方、嬉しいことがありました。
幼稚園年長のお嬢ちゃんを伴って、パパママお揃いで「ことばの学校」を体験に見えたのです。ご家庭でも「読み聞かせ」に励んでおられるようです。
「それだけで百点だと思います。」と応じました。何よりも大切にしたいのは足元の言語環境。ご夫妻の意識の高さに感心しました。幼児にあっては、まずは、親子で楽しみながら。その上でアゴラの読書コースを取って頂けば最強ではないでしょうか。