大学入試改革で変わる”現代文” 

□「センター試験」と「大学入学共通テスト」の違い

□共通テスト記述対策のために身につけるべき能力

□現代文だけではなく全教科に「読解力」が求められる

こうした主題を立てて予備校講師 宗慶二 先生の講演がありました。

受験生や国語という教科に対して誠実に向き合っておられる先生の姿勢が伝わってくる120分でした。

宗先生には光藤先生という師匠がいらっしゃるそうです。

ある時、「自分たち塾講師は『受験指導』を通して生徒を枠にはめ込み、自由な詩的発想を阻害しているのではないでしょうか」と疑問を投げかけたそうです。

すると、光藤先生は「僕は宗くんより少し謙虚です」と切り出し

「教育とは、ある意味で鋳型にはめ込む作業かもしれない。しかしそれは社会で生き抜く力そのものだ。突破すべき人材はそうした鋳型をすら越えて、必ず飛び出してくるものである」「教師が、一人の人間をすべて育て上げられるなどとは、おこがましいにもほどがある」と応じられたそうです。

「嚢中の錐」という例えも使って「それから僕の授業への取り組み方は変わりました。自分の力だけで引き上げてやろうと気負うのではなく、勉強のおもしろさを伝える、知的な刺激を与えてやる。それで彼らの日常生活での言葉との付き合い方がちょっとでも変われば、僕の役目は十分だと思うようになったのです。」と。素敵なお話です。竹橋まで行って良かったなァと思いました。

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