「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

学習の流儀18

テレビでコメンテーターとしてもお馴染みの脳研究社の池谷裕二(いけがや ゆうじ)さん。過日「脳からみた学習」というタイトルで講演をされました。

池谷裕二 氏

きょうは、ひまわり勉強会でその報告を伺いました。

又聞きですが、心に残った項目を記し置きたいと思います。

1.ルーティン化する(同じ時間。同じ順序など)

2.クラスの前方に座る(自分ごととして聞く)

3.毎日種々の科目に取り組む(脳の使われる場所を変えることになり有効)

4.間隔を空けて繰り返す(3日後、7日後等7回復習)(参考書は選んだら脇目も振らず繰り返す)

5.不安な事項を書き出す(可視化することで不安が無くなる)

6.テストを取り入れる(脳は入力より出力を重視する)(叩き込み訓練より想起訓練)

7.毎日少なくとも8杯の水を飲む(75%の高校生は水不足)(脳には水が必要)

8.やる気を待つのではなく先ずはシステムに従う(やる気は作業興奮の結果産物)

9.モチベーションを刺激する友だち(子どもは子どもの言う事をよく聞く)

10.良い姿勢と表情で取り組む(感情と表情は因果律がある)(表情と姿勢が感情を形成する)など。

いかがでしょうか?

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