「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

Hくん、その後

小学3年生より「ことばの学校」を受講して3年目のH君のことは以前述べました。グレード4Aから始まり今やグレードC。既に110冊を読破しました。

受講当初はお母さまが付き切りでした。ともすれば集中の切れる彼をなだめ、励ましつつ、頭が下がるほどのサポートをし続けてこられました。

5年生になったこの4月。「ひとりでも大丈夫」とお母さまには送ったその足で帰って頂くようにしました。

本当に大丈夫でした。活字が小さい本は敬遠していたはずなのに、いつの間にか楽しんでいます。特にハードカバーの世界名作ものは安心感があるのか、お好みです。

昨日彼に尋ねました。もしお友だちに3冊勧めるとしたらどれ?

1.僕はお化けのお兄ちゃん

2.サーカスのライオン

3.冷蔵庫の夏休み

即答でした。「ホントは名犬ラッシーも入れたいけど、小さい子はムリだと思うから」と思いやる一面も。彼には勲章を上げたい、そしてお母さまには大きな花束をささげたい気持ちです。

あ、君が待っていた「ファ―ブル昆虫記」届いたからね。

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