小学3年生より「ことばの学校」を受講して3年目のH君のことは以前述べました。グレード4Aから始まり今やグレードC。既に110冊を読破しました。
受講当初はお母さまが付き切りでした。ともすれば集中の切れる彼をなだめ、励ましつつ、頭が下がるほどのサポートをし続けてこられました。
5年生になったこの4月。「ひとりでも大丈夫」とお母さまには送ったその足で帰って頂くようにしました。
本当に大丈夫でした。活字が小さい本は敬遠していたはずなのに、いつの間にか楽しんでいます。特にハードカバーの世界名作ものは安心感があるのか、お好みです。
昨日彼に尋ねました。もしお友だちに3冊勧めるとしたらどれ?
1.僕はお化けのお兄ちゃん
2.サーカスのライオン
3.冷蔵庫の夏休み
即答でした。「ホントは名犬ラッシーも入れたいけど、小さい子はムリだと思うから」と思いやる一面も。彼には勲章を上げたい、そしてお母さまには大きな花束をささげたい気持ちです。
あ、君が待っていた「ファ―ブル昆虫記」届いたからね。