「今はただ一つの道しかない、それは前進だ、おそらくは試練と苦難とを通しての前進であろう、けれども前進だ」ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンの言葉です。少し難しいかもしれません。でも「一歩」前進することを想像したら今日やることが見えますね。アゴラはキミと共に「今日より明日へ」と前進します。

夢のプロジェクトチーム

昨夜、あるプロジェクトチームを立ち上げました。そして1時間後、解散をしました。まさに一夜限り。

向上心、探究心、好奇心そして何より善意にあふれた、まさに夢のような5人のチームでした。

参加者は、女子高生で相模原在住のSさんに加え、東京・千葉・福岡から。年齢、性別、職業なども様々です。まさにZOOMを媒体にした「ありえな~い」組み合わせです。

人間環境を三分類する考え方があるそうです。

人あるいは集団との出会いの仕方、きっかけとでも理解しましょう。

たまたま遭遇したと言える「クラス環境」、気の合う同士という「なかよし環境」、さらに「プロジェクト環境」。それは構成者が目標を共有し、実現に向けて協働する集団のことです。

昨夜は、大学受験生Sさんの入試課題を中心に、テーマに即してディスカッションし「思慮深さ」「対話力」「協調性」を磨こうというまさに「プロジェクト環境」に属するものでしたものでした。

限定・固定した答えのみではなく、ゴールを目指す巾広の力を得ようというのです。現代社会が求める人間像です。

一人の友のために、目標達成に向けて協働する意識は、楽しい充実のひと時を作りました。

一夜限りのチームでしたが、さわやかな清々しい人生の一コマともなりました。

繋がって協働してくださった皆さま、心より御礼申し上げます。

(後日、Sさんは見事に入試を突破しました。)

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